たっち(ひとり立ち)は、何もつかまらずに一人で立つこと。伝い歩きが上手になり、下半身が安定してくると、自然に脚の力だけで立てるようになります。赤ちゃんがたっちを始めるのは、生後10ヶ月~1歳2ヶ月頃と言われています。筋肉が発達しバランスが取れると、つかまり立ちからたっちに移行していきます。
あんよ(ひとり歩き)は、早い子は生後8ヶ月頃から、ゆっくりの子は1歳6ヶ月頃と幅があります。焦らずにその子のペースを見守りましょう。
今回は「赤ちゃんのたっち・あんよ」についてお話します。
はいはいが速くなったり高ばいも
つかまり立ちやひとり立ちをする前に、はいはいをする赤ちゃんが多く、このはいはいの移動スピードが速くなり始めたら、赤ちゃんが立つ前兆ともいえます。はいはいが速くなったということは、赤ちゃんの足や腕の力が強くなってきたということです。なかなか立つ気配が見られないと思っていても、はいはいをしている赤ちゃんは立つための準備をしています。必ずある前兆ではありませんが高ばいをする赤ちゃんもいます。高ばいとは、はいはいからお尻を高くあげた状態のことです。立てるようになってから高ばいをする子や、しない子もいます。高ばいは、手足の力だけでなく、腰の筋肉もついてきたということ、体を支える準備ができているのです。
つかまり立ち
体の筋肉が付いてくると、自分で体を支えられるようになりますが、自分の足で立ち上がるのにはまだまだです。始めは、どこかに手を伸ばすはずだったのが、ふとしたきっかけでつかんだものに体重をかけて体を起こすことができれば、つかまり立ちの成功です。立ち上がった状態から見える風景は、赤ちゃんにとって新鮮なものです。新たな視界の新鮮さに心掴まれて、何度もつかまり立ちをします。繰り返すことで筋肉も鍛えられていきます。
伝い歩きが上手になる
テーブルや椅子といった家具に手を添えて少しずつ伝い歩きができるようなり慣れてくると、バランス感覚や体を支える力がついてきます。どこにもつかまらずに一人で歩けるようになる力がついてきているので、ひとりで歩けるステップまで近い証です。
ひとり立ちができるようになる
赤ちゃんが自分の力で立ち上がろうとしている様子が確認できた時も、歩き始める前兆と言えます。何かにつかまらず、ひとり立ちができるようになったことで、体のバランスが上手くとれるようになり、自分の体重を支える力も出来ています。
伝い歩きが出来ていれば、ひとり歩きが出来る日も近いです。赤ちゃんの歩行は、早く出来るのがいい訳ではありません。必ず練習させないといけないものでもありません。赤ちゃんの様子を観察して、歩きたい気持ちがある様子なら、遊びの一環として歩行練習を取り入れてもいいかもしれません。
おもちゃを使ってサポート
ひとりで歩行ができそうな様子があったら、赤ちゃんの高さに近いローテーブルなどに、おもちゃを置いてみましょう。赤ちゃんは、おもちゃを取ろうとして伝い歩きをします。繰り返していくうちに筋肉が鍛えられて、長い時間立っていられるようになります。また、手押し車などのおもちゃで歩行をサポートすることもできます。その場合は、転倒などの心配もありますので、必ずパパ・ママが見守るようにしましょう。
声掛けをして応援
この頃の赤ちゃんは、たくさんの情報を五感を使って吸収しています。ママの声や顔が大好きな赤ちゃんを、声掛けをして応援してあげましょう。赤ちゃんもママからの声掛けで、やる気が出てくるでしょう。できた時は、たくさん褒めるのもポイントです。
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手押し車は、つかまり立ちを始めた時期から遊ぶことができます。手や足の筋肉を使ったり、バランス感覚をつけたりできるので、たっちの次のステップである「あんよ」の練習にも効果的です。
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