赤ちゃんのスプーン練習とコツ


いつからスプーン練習を始める?


いつからスプーン練習を始める?

離乳食後期(9~11か月)ごろから食べ物を触ったり、握ったりすることで固さの触感を知り食べ物の興味を持ち始めます。この時期から、まずは「手掴み食べ」をさせてあげることが大切です。最初は力加減が分からないので握りつぶしてしまったり、滑って上手く掴めなかったり、口に入らない量を押し込んだりと、見ていてヒヤヒヤすることが多いかもしれません。しかし、そうしたことを繰り返して自分に合った一口の量を知り、手で握る力加減を知っていくのです。そして、手掴み食べを繰り返していくことで、手先が器用になり、上手に使えるようになり脳の刺激となって、スプーンや箸への移行がスムーズになります。

 

離乳食が完了するのは、約1歳~1歳半になる頃です。奥歯が生えてくる子どもも多く、ある程度の固さのある食べ物を噛んだり飲み込むことができます。このくらいの時期に、子どもがスプーンやフォークに興味を持ち始めたら、スプーンの練習を始めるといいでしょう。



スプーンの選び方 3つのポイント


スプーンの選び方 3つのポイント

1、素材で選ぶ

「シリコン」はやわらかく、食べ物の温度が伝わりにくいのが特徴です。感覚が敏感な赤ちゃんにもやさしく使えます。

「プラスチック」は軽くて丈夫、比較的値段が安いので手軽に始められます。赤ちゃんがスプーンを投げて床に落としても丈夫なので安心です。デメリットは、歯が生えてきた赤ちゃんが噛んでしまうと傷がついて雑菌が繁殖しやすくなります。こまめな消毒を心掛けたり、買い替えをストックしておきましょう。

「木製」は自然でおしゃれな風合いと、木製特有の口当たりが特徴です。ただし、ツヤ出しの塗料が塗られている場合もあるので、確認するといいでしょう。

「ステンレス」は熱湯消毒ができて衛生的に使えます。ステンレスは丈夫なので耐久性に優れています。洗いやすく清潔に使えるのでパパママも嬉しいスプーンです。赤ちゃんが噛んでも傷つきにくいポイントです。デメリットは熱を伝えやすい素材なので、赤ちゃんの口に食べ物の温度が伝わりやすいので、十分に冷めているか確認して食べさせましょう。

 

 

2、安全・便利な機能がついたものを選ぶ

スプーンにストッパーがついたものなら、喉の奥までスプーンを突っ込んでしまう心配もありません。また、食べ物の熱さでスプーンの色が変わる温度感知機能が付いているものなら、やけど防止になり安心です。

 

 

3、形状で選ぶ

離乳食のスプーンの形状は、赤ちゃんの月齢や成長に合わせて選ぶ必要があります。初期はすくいやすく、赤ちゃんの口を傷つけにくいフィーディングスプーンがおすすめです。離乳食が進み、固形食が増えてくるとすくいやすく、赤ちゃんが自分で食べやすいベビー用スプーンに変えましょう。



スプーン練習のコツ


スプーンに食べ物を乗せた状態で渡す

スプーンに食べ物を乗せた状態で渡す

なかなか最初から自分ですくったり、さして食べることは難しいものです。始めのうちは、フォークに一口大の大きさのハンバーグをさした状態を渡したり、スプーンにヨーグルトをすくった状態のものを渡して食べさせてみましょう。


焦らず、繰り返し練習する

焦らず、繰り返し練習する

練習をしていると、スプーンで遊び始めたりするかもしれませんが、焦らず練習を繰り返すことが大切です。子どものペースを無視して練習を無理強いせず、子ども自身がスプーンを使いたい時に、親子で楽しみながら練習していくとよいでしょう。


食べやすい大きさ、固さのもので練習する

食べやすい大きさ、固さのもので練習する

スプーンを上手に握り、口まで運んでも、大きさや固さが食べにくいものだと、スプーンで食べるのが嫌になってしまうこともあります。最初は、できるだけ食べやすい大きさと固さのものを準備してあげましょう。野菜やマカロニを入れたスープ、ゼリーなどがすくいやすいのでおすすめです。また、とろみをつけてあげると、すくいやすくなります。やわらかいものがすくえるようになったら、じゃがいもや人参をサイコロ状にした固形に挑戦してみましょう。すくいやすい深めのお皿で出してあげることもポイントです。


汚してもよい環境を整える

汚してもよい環境を整える

最初は上手にスプーンを使えず、食べこぼしが多くなります。それがパパママのストレスになると、子どもは楽しんで食事ができず、練習がスムーズに進まないかもしれません。スプーンの練習をする時は、床に新聞紙を敷いたり食事用エプロンを着けたりするなど、汚してもいい環境を整えてましょう。また、食事中はエプロンを着けていても、洋服が汚れることがあります。汚すことを気にせず食べられるように、汚れてもよい服を着せましょう。食後すぐに着替えられるように、着替えの用意をしておくなど食後の片付けがスムーズになるようにしておくとよいかもしれません。



おすすめベビー専用カトラリー


当社では、Kidzooシリーズの子ども家具の他に、他メーカー・ブランドのベビー向けの商品を多数取り揃えています。オーストラリアで生まれたベビーキッズブランドの「b.box」は、子育て中の悩みを解決できるようなアイテムを数多く取り揃えています。また、eeveve(イービーブ)はオランダ発。家族の暮らしにフィットする洗練されたベビーアイテムeeveve(イービーブ)シリーズ。飽きの来ない洗練されたデザインやクオリティは、ベビーの時期だけではなく、成長に寄り添い、家族にとって居心地の良い空間を作るブランドです。

カトラリーの他にも、ベビー用のストローボトル、プレート、ボウルなども取り扱っております。カトラリーと合わせてお使いください。

子どもサイズのスプーン

トドラーカトラリー

トドラーカトラリー

ユニークなカトラリーデザインは小児科作業療法士監修のもと設計しています。自分で食べる意欲が持てるデザインのほか、安心して使える素材を使用しています。

子供の口に合わせたサイズ。グリップハンドル傾斜は食べ物を口へ運びやすく設計されています。持ち運びに便利なケース付き。

ギフトにおすすめ3点セット

フィーディングセット

フィーディングセット

フィーディングセットはB.BOX(ビーボックス)のギフトセットになります。数々の賞を受賞しているシッピーカップ、小さなお口に合わせたカトラリー、滑り止めの付いているプレートの3点セットです。

はじめてのストローボトル

シッピーカップ

シッピーカップ

数多くの受賞暦を持つシッピーカップはb.boxの代表的なアイテムです。重りの付いたストローが中の液体と一緒に動くことにより、どんな姿勢でも最後まで飲むことができます。赤ちゃんが持ちやすいグリップ設計!ストローにはスリットが入っており、飲みやすく、逆流や漏れを防止。逆流しないので、カップの中を清潔に保てます。飲み口はスライド式のカバー付きで持ち運びも便利!


コンパクトなお食事マット

シリコンプレート

シリコンプレート

くるんと巻けるコンパクトなお食事マット。ボウルとプレートが一つになった、シリコーン製お食事マットです。

ユニークで旅行にも持ち運び便利なミールタイムシステムは、テーブルの上やハイチェアの上にマットを広げればすぐに使えます。

滑り止めの台座が離乳食をしっかりキープ。エッジの効いたボウルで、離乳食・幼児食をサポートします。

1枚で機能的なお食事マット:滑りくく、ソフトなノンスリップシリコンが机にマットをしっかり固定します。

3つの仕切りとボウルがついているので、離乳食のお子様から食べ盛りのお子様まで、幅広くお使いいただけます。

離乳食に便利なお食事プレート

2 in 1 サクションプレート

2 in 1 サクションプレート

食洗機・電子レンジ対応、離乳食にも便利なお食事プレート。

2 in 1 サクションプレートは、子供の成長に合わせて中の仕切りや裏の吸盤を取り外して使うことができるお食事プレートです。冷たい食べ物、温かい食べ物どちらも盛り付け可能で、離乳食初期の液体状のものから、固形のおやつまで、あらゆるお食事に対応します。

離乳食やおやつにもピッタリ

イービーブ シリコンボウル

イービーブ シリコンボウル

手前と奥で違う縁の高さが特徴的なデザインのシリコン製ボウルです。継ぎ目のない表面で、スプーンですくいやすく、スムーズに使うことができます。ボウルに食品を入れたまま、再加熱も可能です。

離乳食やおやつにもピッタリな小さいサイズ感です。他のサイズも取り揃えています。



食べたい気持ちを大切に


食べたい気持ちを大切に

子どもがスプーンを使えるまでには時間がかかります。汚してしまうのは当たり前なので、おおらかな気持ちで、食べることが楽しいという環境作りを心掛けましょう。焦らず、練習を繰り返すことが大切です。