子どもが生まれて、我が子の成長を感じられる子育てはかげがえのないことです。育児に追われているとあっという間に時間は過ぎていきます。せっかくなら一緒にいられる時間を思い切り楽しみたいですね。
実際に子どもが生まれると思っていたより子育てって大変…と感じることもありますよね。気を抜くことができない新生児からイヤイヤ期が始まる2歳児…イライラしたり落ち込んだり、子どもにきつく当たって自己嫌悪になってしまったり…思い通りにならないことも多いです。
そこで今回は、子育てを楽しく過ごせるコツをお伝えしていきます。
子どもが笑ってくれたとき
子どもの笑顔は、子育てをする上で大きな喜びです。にっこり笑ったり、声を出して笑ってくれたり、子どもの笑顔はどんなにつらい時でも乗り越えられる力を持っています。
子どもの成長を感じたとき
子どもは日々成長し、どんどん出来ることが増えていきます。最初は小さくて守ってあげないといけない存在だった子どもが、歩き始めたり、言葉を話したり、一人で遊べるようになったりと、子どもの成長を感じるとき「出来ることが増えて嬉しい。子育てって楽しい」と実感できる瞬間です。
子どもと一緒に遊んでいるとき
子どもと遊んでいる時、声を出して喜んでくれたりすると、パパママも嬉しくなり「楽しい」と感じることができます。おもちゃで遊んだり、お絵描きをしたり絵本を読んだりして、遊びの中で子どもの意外なこだわりや笑いのツボを発見することも楽しいです。
子どもが愛情表現をしてくれたとき
子どもが喋れるようになって「ママ大好き」「ありがとう」と言われた時は、親として最高の幸せを感じるときです。日頃の疲れが吹き飛んで、パパママも幸せな気持ちになります。
「こうあるべき」を手放す
子育てには正解がありません。最初から完璧を目指してしまうと、出来なかった時にストレスになったり、自分を責めてしまいます。子育ては思い通りにいかないことの連続です。また、子ども一人ひとり個性があり、性格やペースも違います。少しくらい部屋が散らかっていても、食べ物をポイポイ床に落としても、今はそういう時期と細かいことは気にせず、おおらかな気持ちで過ごしてみてください。心に余裕を持ちながら子どもと接すると、育児もきっと楽しむことができます。
がんばりすぎない
今は共働き世帯が多く、ママは仕事・家事・育児と負担が大きいです。つらいと思った時には手を抜く、必要以上に頑張りすぎないことは子育てを楽しむ心の余裕にも繋がります。子どもが「抱っこ!」と泣いてしまって料理が作れない時は、お惣菜に頼ったり、時短できる調理家電を使ったりして少しでも家事の負担を減らしてみましょう。
他の子と比べない
喃語が少ない、指差しをしない、なかなか歩かない、偏食でごはんを食べない…子育てに悩みは尽きません。保育園や幼稚園などの集団生活が始まったり、SNSで同じ月齢のママが子どもの成長を発信していると他の子と比べてしまいがちです。しかし、子どもは一人ひとり性格も体格もそれぞれです。他の子どもと比べても何の意味もありません。比べるのではなく、出来なかったことが出来た!など、成長した面をしっかりと見てあげると、親も子どもも嬉しくて前向きに子育てを楽しむことができます。
自分時間で労う
仕事・家事・育児に追われる毎日。急に疲れてしまう、やる気が出てこない…そんな日もあります。ママもパパも一人の人間です。疲れてしまうのは当たり前です。「疲れているかも…」と感じたら、おいしいものを食べたり、子どもが寝ている間に好きなことをしてリフレッシュしたり、自分なりの方法で労ってあげてください。
他の子育てママ・パパと交流する
特に新生児からの育休中は、家に籠りがちです。子ども以外と話さず1日が終わってしまったなんてこともあります。そんな時は気分転換も兼ねて、子育てをしているママ・パパと話すことも大切です。同じ子育て世帯と話すことで、子育て情報を共有したり、同じ悩みで共感し合えることができるかもしれません。民間の団体が行っている子育てサロンやベビー向けの講座・イベントなどに参加してみるのもおすすめです。サロンによっては保育士さんがいて悩みを相談できたり、同じ子育て世帯と交流することで「みんな子育てを頑張っているんだ」と元気をもらったり、気持ちが晴れやかになります。
家族に相談する
子育てはママ・パパだけでおこなうものではありません。時にはパートナーや親につらさや悩みを理解してもらい、サポートしてもらうことが大切です。一人では背負わず家族に相談して、より良くしていきましょう。
行政に相談する
人によっては家族でも相談しずらい…という方もいるかもしれません。そんな時は行政に相談するのもひとつの手です。子育ての悩みや不安を誰かに聞いてほしい時に利用してみましょう。電話だけではなく、メールやLINE、オンラインで相談できる場合もあるため、気軽に頼ってみましょう。
子どもの成長はあっという間です。成長過程で「今だけしかない」という可愛らしい瞬間があります。
子どもと一緒に成長する気持ちで子育てを楽しみましょう。