スマホやカメラで子どもの写真を撮影していると、どんどんデータは溜まっていきます。写真を見返すと同じような写真ばかり撮っていたり、ぶれていて何を撮ったか分からない写真まで残っていたり…。写真を撮影するのは楽しいですが、その後どうやって整理すればいいのか分からないパパ・ママもいらっしゃるかもしれません。
今回は、増えていきがちな写真整理のコツをお話します。せっかく撮影した写真の残し方もご紹介します。
①毎月写真をプリントする枚数を決める
紙のプリントで残したい方には、毎月プリントする枚数を決めてアルバムを作ることをおすすめしています。「1ヶ月でアルバム見開き8枚」と決めておくと、毎月撮影したデータの中からお気に入りの写真を選んでプリント。増えていく写真を振り返るのが写真アルバムの楽しさです。今はスマホアプリで毎月無料でプリントできる写真プリントサービスがあります。スマホでプリント注文ができるので、ちょっとした空き時間でササっと注文できるのでお手軽に使うことができます。
②月初めに前月分の写真データを整理
毎月1日にスマホ内の写真データを整理する日を設けてみましょう。数年分の写真データを整理するのはなかなか大変ですが、こまめに毎月整理することを決めておけば、それがルーティン化になり、続けやすくなります。
③写真データはクラウドサービスを使う
写真共有クラウドサービスとは、撮影した写真をネットワーク経由で保存・共有できる、オンラインのストレージサービスのことです。インターネットにつながっていれば、いつでも写真をクラウド上に格納したり、画像データを共有したりすることができます。自動でバックアップが行われる仕様のものがほとんどです。写真の容量が増えるほどバックアップに時間はかかりますが、写真共有クラウドサービスなら手動でバックアップを取る必要がなく、保存にかかる労力を省けます。
まずは、自分にとってストレスなく続けやすい方法を探すことが大切です。今は便利なサービスがたくさんあります。その中で自分に合った写真整理術をルーティン化できるように、少しずつ進めていきましょう。
SNSへアップ
今は多くの人がスマホでSNSを利用していますよね。せっかく良く撮れた写真はSNSに載せて楽しむのも良いでしょう。子どもの顔が映った写真を載せるのには抵抗があるパパ・ママは、アカウントを特定の人だけに公開する設定にしたり、プライベートな情報を投稿する場合はアカウントを分けて作りましょう。日付も残るので、その時ハマっていた遊びやしぐさを文章と一緒にお子様の成長記録として残しておけるのでアルバム代わりにもなります。スマホが代わってもアカウントは引き継げるので手軽で便利です。SNSは上手に利用すれば、子どもの写真も楽しく載せることができます。
プリントする
紙の媒体にプリントすることで、より写真の大切さを実感することができます。写真データは、突然、消えてしまった!なんてことが起こるものでもあります。紙にプリントしておけば、データが消えてしまっても手元に残せるので安心です。しかし、すべてのデータをプリントして取っておくのはお金もかかりますし場所も取るものです。お気に入りの写真を厳選してプリントしましょう。日常写真もおじいちゃん・おばあちゃんにプリントしてプレゼントするのも喜ばれます。
写真アプリで共有
LINEなどでパパやおじいちゃんおばあちゃんへ写真を送るのもいいですが、同じ写真を何度も送るならみんなに一気に大量に送れたら便利ですよね。そんな時に役立つのが家族で写真を共有できるアプリ。「家族アルバムみてね」や、「Famm」が人気です。離れた所に住むご家族にも、たくさんの写真でお子様の成長が伝えられるのがいいですよね。
フォトブックを作成
写真で1枚ずつプリントして、手作りのフォトアルバムを作るのも素敵ですが、子育てをしながらだと忙しくてなかなか時間が作れないですよね。そんな時に便利なのが、スマホのアプリで手軽に作れるフォトブックです。毎月1冊無料のものや大量の写真の中から良い表情のものを自動選定と自動レイアウトしてくれるイヤーアルバムなど様々なものがあります。データで持っておくだけでなく、アルバムにして子どもと一緒に絵本のように見返す事も出来るので、素敵な思い出になります。
インテリアで飾る
たくさんある子どもの写真を、月齢ごと、年齢ごとなどで数枚抜粋して家の中のインテリアの一部として飾るという整理方法もあります。インテリアとして飾るときには、フォトブックやフォトパネルはもちろん、カレンダーやポストカード、クッションにするなどさまざまな方法があります。部屋のインテリアとして玄関やリビングルーム、寝室などに飾っておけば、すぐに見ることができます。常に子どもたちの写真が視界に入れば、すぐに写真を撮ったときの思い出が蘇るのでほっこりした気持ちになれます。
子どもの写真は成長していくにつれて撮影する枚数は減っていきますが、写真データはどんどん溜まっていきます。特にスマホはサッと簡単に撮影できるので、膨大な枚数になりがちです。今回ご紹介したマイルールをご参考にしていただき、自分に合った写真整理術をルーティン化してみましょう。
そして写真は、さまざまな楽しみ方があります。撮影したデータだけでは勿体ないので、ぜひ暮らしの中に写真を取り入れてみてはいかがでしょうか。日々の暮らしの中で、子どもと写真アルバムを見返す時間も楽しいですよ。