子どもの卒園


保育園・幼稚園の卒園式 しっかり事前準備をしよう


保育園・幼稚園の卒園式 しっかり事前準備をしよう

幼稚園や保育園の卒園式は、子どもにとって人生の節目となる大切な行事です。準備万端にして当日を迎えたいと思っているものの、式の雰囲気に合った服装選びや、当日のスケジュール管理など、卒園式に向けた準備は意外と大変ですよね。服装のマナーや準備するアイテムについて悩んでいるママパパも多いのではないでしょうか。

 

卒園の準備は、感慨深いけれども忙しい時期ですね。卒園式に向けて、いくつかの準備があります。

 

今回は、子どもの卒園で事前に確認しておくこと、準備するものをお話します。



卒園式 準備を始める前に確認


卒園式 準備を始める前に確認

卒園式の進行や流れの確認

卒園式の開会式から閉会式までにかかる時間は、一般的に1時間~2時間ほどです。以下に一般的な卒園式の流れを紹介します。

 

1.開場・保護者着席

2.園児入場

3.開式の言葉

4.卒園証書・修了証書授与

5.園長先生の式辞

6.来賓・保護者代表のあいさつ

7.お別れの言葉

8.卒園の歌

9.閉式の言葉

10.記念写真撮影

卒園式に在園児が出席する場合には、この他に「在園児からのお別れの言葉」や「プレゼント贈答」などが、いずれかの順番で組み込まれることもあります。

 

卒園式後に謝恩会があることも

卒園式後には、保護者主催の謝恩会が行われることもあります。謝恩会では、先生方への感謝の気持ちを伝えるとともに、食事を楽しんだり、ゲームをしたりと和やかな雰囲気の中で交流を深めます。会場は園内や近くのレストランなど、園や保護者の方針によってさまざまです。子どもや先生方のリラックスした表情を写真に収められるチャンスでもあります。



卒園式の服装


子どもの服装

子どもの服装

子どもの卒園式用の服を準備します。男女ともに、一般的にはきちんとした服装(スーツ、ドレス、または制服)を選ぶことが多いです。家族の服装も、卒園式にふさわしいものを選びましょう。特に子どもが主役なので、家族全員が服装に気を付けることが重要です。

 


パパ・ママの服装

保護者の服装

【パパ】

●スーツ

ダークカラー(黒、紺、グレーなど)のスーツが基本です。清潔感があり、落ち着いた色味を選ぶと良いでしょう。もしカジュアルなスタイルを選ぶ場合でも、きちんと感を出すために、ジャケットを着用することをおすすめします。

●シャツ

白や淡いブルーなど、清潔感のある色のシャツが一般的です。無地のシャツが無難ですが、ストライプなどシンプルな柄もOKです。

●ネクタイ

フォーマルな場なので、ネクタイを着用します。色や柄はシンプルなものが良いですが、明るい色や華やかな柄でもOKです。ただし、派手すぎないように注意。

●靴と靴下

靴は黒の革靴が一般的です。靴下も黒やダークグレーなど、シンプルな色を選びましょう。

●コート(必要な場合)

季節によってはコートが必要です。暗めの色でシンプルなデザインのものを選びましょう。

 

【ママ】

●ワンピースまたはスーツ

卒園式はフォーマルな場なので、ワンピースやスーツが一般的です。ワンピースは膝丈か、それより少し長めが適当です。スーツの場合、ジャケットとスカートまたはパンツのセットが基本です。

●色合い

卒園式にふさわしい色は、白、黒、ネイビー、ベージュ、ピンクなどが一般的です。明るすぎる色や派手すぎる色は控えめに。子どもの卒園式に華やかさを出したい場合、アクセサリーで華やかさを加えるのも一つの方法です。

●ブラウスやカーディガン

ワンピースの場合、上にジャケットやカーディガンを羽織ることが多いです。ブラウスやカーディガンも、シンプルで上品なデザインを選びます。

●靴

フォーマルな場にふさわしいパンプスが適しています。色は黒やベージュが無難です。ヒールは高すぎないものを選び、歩きやすさも考慮しましょう。

●アクセサリー

シンプルで上品なアクセサリー(イヤリング、ネックレス、時計など)が好まれます。派手なものよりも、控えめで落ち着いた印象を与えるものを選ぶと良いです。

●コート(必要な場合)

季節によってはコートが必要ですが、シンプルなデザインのものを選び、服装と合わせてコーディネートを整えることが大切です。

●その他のポイント

髪型:両親ともに髪型は清潔感を意識しましょう。女性はまとめ髪や自然なダウンスタイルが良いです。

手元のケア:爪は整えておき、手元も清潔感を持たせるようにしましょう。

 



卒園式の持ち物


卒園式の持ち物

カメラ・スマートフォン

卒園式の思い出を残すために、カメラやスマートフォンを準備しますが、撮影マナーを守り、周囲の迷惑にならないように気をつけましょう。また、充電やメモリーカードの残量、カメラに入れ忘れていないかなどをチェックしましょう。デジタルカメラは事前に手ブレモードに設定し、できればシャッター音は出ないようにしておくと当日すぐに撮影できます。

 

お祝いの品(必要な場合)

他の保護者と合同でお祝いの品を贈る場合や、先生への感謝の気持ちを込めたプレゼントを持参することもあります。

 

お財布や手帳

必要な場合、卒園式終了後の食事会やお祝いの費用がかかることもあるので、お財布を忘れずに。

 

ティッシュやハンカチ

感動の卒園式は泣けるというパパママも多数。なかには涙腺崩壊というママもいるので、簡単な化粧直しのセットもあると安心。

 

スリッパ・室内履き

小学校に入学以降も授業参観など使用頻度が多いアイテム。シンプルなものが使いやすいです。靴を入れるビニール袋も持参すると◎

 

【あると便利な物】

・筆記用具…連絡事項などをメモする場合もあるため。

・サブバッグ…卒園証書や記念品を入れて持ち帰るときに便利。

・防寒グッズ…まだ肌寒い時期なので、カイロやひざかけなどで調整しましょう。



事前準備をしっかりして、幼稚園・保育園の卒園式を迎えよう!


事前準備をしっかりして、幼稚園・保育園の卒園式を迎えよう!

保育園・幼稚園の卒園式は、子どもたちにとってもパパ・ママにとっても、園で過ごしてきた日々の集大成となるイベントです。大きく成長した子どもたちを晴れやかに送り出してあげるためにも、プログラムや進行など事前にしっかりと準備することが大切です。

 

卒園式は、子どもたちにとって、寂しさや感謝、思いやりや未来への希望など、様々な感情が巡る一日になるはずです。様々な想いを抱く子どもたちの成長を感じながら、パパ・ママや保育士の先生にとっても、思い出に残るような卒園式にしたいものですね。